厳しい暑さの中、仙台市内のホームセンターでは、既に夏物商戦が本格化しています。定番のアイテムもリニューアルして店頭に並ぶなど、暑さをしのぐグッズが続々と登場しています。
仙台市宮城野区の「ダイシン幸町店」では、先月から本格的に暑さや紫外線対策の商品展開が始まり、塩分補給できる食品や冷感グッズが数多く並びます。

こちらは、服の上から吹きかけるタイプのミスト。肌に直接つかないことで、汗と一緒に流れてしまうことを防ぎ冷たさが長続きするのが特徴です。

西村美穂アナウンサー:
「毎年定番の汗拭きシートですが、今年はタオルサイズの汗拭きシートが人気を集めています。このようにして背中まで拭くことができます」

また、おととしからブームとなり利用者が増えているのが持ち運びできる小型の扇風機です。スーマートフォンにつけられるタイプは片手で持ち歩きしやすく利便性が高くなっています。ただし、画面を見ながら歩くのは危険です。

西村美穂アナウンサー:
「こちらの冷却グッズですが、送風ファンと冷たくなるプレートがついています。実際につけてみます。首元がとても冷たいです」

このほか、人だけでなくペットの熱中症対策を目的にした商品も展開されています。厳しい暑さとなった17日も暑さをしのぐアイテムを求めて訪れる人の姿が見られました。
客:
「普段家の中にいるとあまり感じなかったけれど、外に出てきたら暑い。対策グッズがたくさんあるので選ぶのに迷う」

客:
「(Q.今年はどんな暑さ対策をしますか)自宅にいることが多いから自宅にいて涼しくするアイテム。サーキュレーターも買った」

ダイシン仙台中央エリア 三野宮有里店長:
「持ち運べるものや身近で使えるものの種類が増えている。前の週末も結構気温が高くなっていたので、ハンディファンやサーキュレーターを買い求める人が多かった」

熱中症の重篤化を防ぐため省令が改正され、今月から事業者に対して熱中症対策が義務付けられるなど、夏の暑さに備える重要性が増しています。