長野市では日照時間が短かったものの最高気温は真夏日一歩手前の29.7度まで上昇。平年より3.6度高く、7月中旬並みの暑さとなりました。


県内はこのほか晴れ間が出た佐久で32.2度、軽井沢で27.4度と、平年を6度以上上回る真夏並みの気温となったほか、松本と飯田が29.7度など各地で夏日となりました。


この暑さにうんざりしているのは、人間だけではありません。
動物園のサルたちは少しでも暑さをしのごうと日陰にうずくまっていました。



長野市城山動物園 塚田泰佑さん:「ニホンザルのサル山ではミストをまいて、地面の温度を少しでも下げて体感温度を下げるような工夫を、30度を超えるあたりからするようにしています。毎年飼育員も朝ヒヤヒヤしながらサルの観察をするんですけど、氷とか水とかそういった工夫を行いながら夏を乗り切ります」


訪れた人:「暑そうで水に飛び込んでいるサルもいて、サルも暑いんだなって思いました」
訪れた人:「子どもたちに凍らせたゼリーをこの中(クーラーボックス)に入れて持ってきました」

この暑さで、県内では熱中症とみられる症状により、午後5時までに少なくとも3人が搬送されていて、このうち2人が中等症、1人が軽症となっています。

17日以降も、季節外れの暑さが続く予想で、気象台は熱中症に注意するよう呼びかけています。