1日50食の弁当 “地産地消”の継続へ地域の協力が欠かせない状況に

弁当の調理は調理師免許を持つかもママの職員やボランティアが担っていて、1日に50食を用意しています。

弁当の提供を求める声が多いため、4月からは月2回子ども食堂を開いています。

1回に使用するコメの量はおよそ4キロで、まんぷく食堂では弁当と一緒に寄付で集まった菓子や食材も配っています。

NPO法人かもママ・河原廣子理事長「前はもっとコメや野菜を入れていたけど今は申し訳ないけどこれくらいしかない」

弁当の配布が始まる午後4時を過ぎると、子ども連れの母親らが次々と弁当を受け取りに訪れました。

弁当を取りき来た親子「本当に助かります。おいしいしコメの高騰は毎回スーパーに買いに行くたび「高いな」と思いながら見ている。季節のものが出たりご飯に合うので美味しい」

NPO法人かもママ・河原廣子理事長「まんぷく食堂は地産地消を目指しているので、地域の方がつくられた野菜などがあったら寄付をお願いしたい」

価格の高騰によるコメの流通への影響を受けながらも、河原さんたちは試行錯誤を繰り返しながら地域を支え続けています。