鹿児島市の油槽所で、燃料が漏れたという想定で、消防訓練が行われました。

訓練は、鹿児島湾直下型の震度6弱の地震が発生した想定で鹿児島市谷山港3丁目の南国殖産の鹿児島油槽所で行われ、職員や市の消防隊員ら26人が参加しました。

(記者)「およそ1万3000キロの燃料が貯蔵される施設での訓練です。危険物はどのように扱われるのでしょうか」

訓練は、地震で鹿児島油槽所のタンク7基中1基から燃料が漏れ、火災が起きたという想定で、消防隊員らは、泡を含んだ水で酸素を遮断しながら、他のタンクに燃え移るのを防ぐため、放水しました。

(鹿児島市消防局南消防署 別府伸二消防司令長)「石油製品は普及し、私たちにとってもなくてはならないもの。しっかりとした取り扱いを学んだうえで使ってもらいたい」

10月には鹿児島県が主催しての防災訓練が行われる予定です。