警察、消防、海上保安部の仕事を女性にも知ってもらおうという体験会が、鹿児島市で開かれました。
このイベントは、女性に警察、消防、海上保安部の仕事に興味を持ってもらおうと開かれたものです。
中学生から30代までの女性54人が参加し、警察のブースでは、パトカー、白バイを試乗しました。

鑑識体験では、瓶などから指紋を採取し、自分のものと照合していました。
また、海保は、海上に流れ出した油を取り除く作業を行ったほか、消防のブースでは、火災を想定して、消防車からホースを伸ばし、的をめがけて放水する体験をしていました。

鹿児島市消防局の志望者は年々増えていますが、そのうち女性の応募は減少傾向にあり、昨年度は20人の定員に対し男性122人、女性が4人でした。
(参加者)
「夢が広がりました」
「進路の参考になりました」
主催した鹿児島市では、今後もイベントなどを通じて県民・市民の生活を守る仕事の魅力をPRしたいとしています。