なぜ6月に熱中症が多い?

私達の体というのは、汗をかくことで体内の熱を発散します。この梅雨の時期は、まだ体が暑さに慣れていないということで、汗をかく機能がうまく働いておらず、そして湿度が高いとされています。

湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、熱を逃しづらくなり、熱中症のリスクが高まってしまいます【画像③】。

【画像③】

熱中症にならないためには?

そもそも、熱中症にならないためにどのようなことを心がけたらいいのか?

熱中症対策で大切なことは次の2つです【画像④】。
①体を暑さに慣らす
②効果的な水分補給

【画像④】

まずは、この①の「体を暑さに慣らす」に対して、準備としてできることがあります。

具体的には、『やや負荷のかかる運動で、汗の機能を高める』…こうすることで、体を本格的な夏に向けて、暑さに慣らすことができます。

例えば、汗の機能を高めるということで「ウォーキング」、家でできるのは「風呂にしっかりつかる」さらには、最近ブームの「サウナ」なども効果的とされています【画像⑤】。

【画像⑤】

2つ目は「効果的な水分補給」です(【画像⑥】で分かりやすく図解)

汗をかいて水分補給が十分でないと、脱水症状になって体に不調をきたしてしまうだけではなく、上手に汗をかくことができません。

基本的ではありますが、「こまめに水分補給をしましょう」ということが重要です。

さらに、水やお茶で水分補給をする際には、塩分と一緒に摂取するように心がけることがポイントです。「塩飴」や「塩タブレット」なでも手軽に補給もできます。

【画像⑥】