熊本市に住む外国人の数がこの5年で4000人以上増え、約1.7倍になっています。
熊本市によりますと、市内に住む外国人の数は5月末時点で1万1027人と、5年前と比べて約1.7倍に増えたということです。
国籍別でみると最も多いのは中国で、ベトナム、ネパールインドネシア、台湾と続きます。
中でも、2023年以降台湾からの増加率が高くなっています。
これまでは技能実習などを背景にネパールやインドネシアから移り住む人が多かったものの、TSMCの県内進出をきかっけに台湾から移り住む人が急増し、3年前と比べて5倍以上に増えているということです。
市内で暮らす外国人の増加について熊本市は「全ての人が暮らしやすいよう、担当部署と連携し課題解決に向けて取り組んでいく」としています。