鹿児島県の薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、きょう14日夜遅くにかけて非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害に警戒が必要です。

【屋久島で1時間28ミリの強い雨】
九州北部付近にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方は大気の状態が非常に不安定となっています。
県の雨量計によりますと、屋久島町では14日朝、1時間に28ミリの強い雨を観測しています。
【1時間50ミリの非常に激しい雨のおそれ】
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、14日夜遅くにかけて大雨となるおそれがあります。
▼14日に予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で50ミリ、種子島・屋久島地方で40ミリです。
▼15日朝までの24時間に予想される雨量は、薩摩、大隅地方で180ミリ、種子島・屋久島地方で150ミリとなっています。
【地盤緩む土砂災害に警戒】
これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、気象台は、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。