青森県中泊町の小中学生が釣りや養殖施設の見学を通して、地元の基幹産業となっている漁業について学びました。

中泊町では、地元の小中学生を対象に基幹産業の漁業を身近に感じてもらおうと、2019年から7年計画で「さかなと海」ふれあい体験学習を行っています。

13日は、小泊小学校の3年生と5年生それに小泊中学校の2年生、合わせて30人が参加しました。

このうち5年生は最初に小泊漁港で釣りを体験し、約20cmの「アイナメ」が釣れると歓声に包まれました。

釣りを楽しんだ後に訪れたのは、町や小泊漁協が特産化を目指して取り組む「マツカワカレイ」の養殖施設です。

児童たちは、「マツカワカレイ」が高級魚として首都圏の市場で取引されるといった説明を受けて驚いていました。

参加した児童
「マツカワカレイは大きいもので3000円くらいで結構高いと思った」
Q.漁師になりたい?
「それはありません。プロ卓球選手になりたい」

参加した児童
「漁師さんは朝早く漁に行って大変だと思いました」
Q.漁師になりたい?
「はい!いろんな魚を釣る人になりたい」

最後に、児童たちは地元で獲れたサザエがふんだんに入ったカレーを堪能し、地元の基幹産業である漁業について理解を深めました。