政府が放出した備蓄米が明日14日以降、青森県内でもわずかながら流通が始まります。ただ到底、十分とは言えない量で混乱も予想されます。
14日に随意契約による2022年産の備蓄米の販売が始まるのは、大手コンビニチェーンの「ローソン」です。
販売対象となる店舗は、全国の約1万4000店となるため、1店舗あたりでは2kg入り税込み756円が2袋だけの販売。つまり1店舗で2人しか購入できないということです。
また、大手スーパー「イオン」は八戸市のイオンスタイル八戸沼館店で、来週18日に「随意契約米」の先行販売を発表しました。1人1点限りの購入制限があり、5kg入り税込み2138円で1000袋の販売予定です。
県内のスーパーなどの店頭には一時、品不足となった銘柄米が並ぶようになりましたが、価格の安い備蓄米への感心が高まっています。
ただ、今回の流通はそうした人へ行き渡るには程遠い量で、混乱も予想されます。
このほか県内ではドン・キホーテが6月中旬、コンビニのセブンイレブンが6月末以降の販売予定としているほか、県民生協とユニバースは「未定」としています。
