(村山淳さん)
「地域の歴史に詳しい人に聞いてみても、何故残ったのか詳しい理由はわかっていなくて。どうやらここに昔からあったらしいということは分かるんだが…。残したくて残ったのか、偶然残ったのかもちょっと分からない」
はっきりとした理由は、分からないということでした。

では実際にカーブがきつかったの?
(城記者)
「ちょうど100メートルくらい先にカーブがある?」
(村山淳さん)
「今は国道193号が通っているので、昔とは(道路の)形状が違うが、昔の地図を見るとやはりこう、ここまでじゃないですけど、Z状に道が曲がっている」
(高松市都市整備局・増尾真吾さん)
「(標識としての)機能は喪失している」
昔の地図を見てたどってみる
当時、どのくらい「屈曲」が多かったのか、法務局に残されている古い地図に見ることができます。

せっかくなので、当時の道路がどのような形だったのか、現在の地形と照らし合わせながら案内してもらいます。
(城記者)
「ここが旧道で今も残っている。で、その先に」
(高松市都市整備局・増尾真吾さん)
「橋が掛かっていて、ここで一カ所目の『屈曲』があり、橋を渡った先に現在の道路があり、また『屈曲』があり、最後また(現在の)国道と交わるところで川に沿って『屈曲』するので、『屈曲』部が3カ所ある」

現在の国道に沿って歩き、その面影を探します。
すると取材の最中…。