
古い道路の跡 何か見つかったようだ
(村山淳さんら)
「これもしかすると橋の欄干かもしれない」
「かもしれない」
「岩部橋と書いてある」
「ちょっと欄干っぽい」

にわかに活気づく現場。
地元の郷土史家も、市の職員も、誰もその存在を知らなかった橋の欄干が見つかりました。

「ここ『岩部』という字なんだが『いはぶ』って書いてある」
「ということは、やはりここに道があった?」
「そういうことでしょうね」
「結構高い場所に橋があったんだねぇ」
「この橋の欄干は私も知らなかったので、収穫です」
思わぬ興奮の現場に遭遇です。
戦前の道路標識 今後どうなるの?

(高松市都市整備局・増尾真吾さん)
「このまま放置しておくと、どんどん腐食して無くなっていく。道路管理者としても、風などで飛んで道路に影響があってもいけないので」
新しい国道が通され、カーブが無くなった後も佇み続けた孤高の標識。
日本で唯一とも言われる、この貴重な標識が、今後も大切に残されることに期待したいものです。