スーパーのタイヨーは13日から鹿児島県内にある全76店舗で随意契約による備蓄米の販売を始めました。

(記者)「開店30分前になりました。こちらの店では備蓄米を求めて長い行列ができています」

鹿児島市のサンキュー新栄店には開店前におよそ350人が並びました。

(20代)「先行販売でも買った。値段が安い」

(80代)「前回買いそびれたから来た。値段が一番魅力」

オープンすると客へ、次々と備蓄米が手渡されていきました。

(60代)「ご飯がないと食が進まない」

(70代)「初めて。安いものがあれば安いものをと思い買いに来た」

用意されたコメは政府が放出した2022年産の「古古米」で5キロ1980円(税込)です。

13日は県内76店舗であわせて8400袋を販売。新栄店では用意された400袋が30分で完売しました。

(購入できなかった客)「最初から並ばないと」

店の規模に応じて50から200袋を8月末まで、ほぼ毎日販売予定で1家族1袋です。