野菜や花きの販売力強化を図る大会が青森市で行われ、市場関係者が生産現場の課題を共有しました。

JA全農あおもりは、3年ごとに「やさい・花き共販大会」を開催していて、12日は全国の市場関係者や県内の農協の職員などが参加しました。

大会では、農家の後継者不足で耕地面積が減少していることや自然災害で農家の経営が圧迫していることから、地域の実態に合わせた対策の必要性が話し合われました。

JA全農あおもり 運営委員会 乙部輝雄 会長
「農家も、それ相応の費用がかかっている。消費者にとっても買いやすい単価でなければならない。お互いに納得できるような単価構成があっていいのでは」

JA全農あおもりは、今年度の販売目標を300億円と設定し、猛暑への対策など7つの重点実施策に取り組むとしています。