宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地で、5月、愛知県で起きた練習機の墜落事故を受け、見合わせていた「ブルーインパルス」の飛行が13日再開されました。

松島基地では、T-4(ティーフォー)ブルーインパルスの離陸を前に、機体の最終点検が行われ基地の近くには航空ファンもかけつけました。

5月14日、愛知県で練習機が墜落し隊員2人が死亡した事故を受け、全国のT-4練習機の飛行が見合わせとなっていました。
パイロットが乗り込むとブルーインパルスは約1か月ぶりに滑走路を離陸しました。

見学に来た人
「久しぶりに見たので格好良かった。事故なく飛んでほしい」
「いつ飛ぶのかこれだけを楽しみにしていた。うれしくてしょうがない」
13日は3機が飛び立ち、訓練場所となる宮城県石巻市の金華山沖合いに向かいました。

航空自衛隊は必要な点検などを終えたT-4の飛行を13日以降、再開すると発表していました。