毎年10月に開催される障がい者スポーツの祭典、全国障害者スポーツ大会。
この大会に3年連続の出場を目指す県内の知的障害者ソフトボールチームを取材しました。

笑顔でプレーしてほしいと名づけられたソフトボールチーム「いわてスマイリーズ」。
2012年に発足したチームには現在、軽度から中程度の知的障害がある18歳から35歳の男女25人の選手が所属しています。

チームを引っ張る中村岬キャプテンです。
高校1年生の時にチームに加入し13年目のベテランです。

(中村岬選手)
「チームとしては、バッティングに関してはいいので、細かいミスなどなくしていけば勝てる確率が高くなってくる。(創設初期は)初心者が多くて、今は力のある選手が入り安定してきた」

創設10年目となる2021年には初めて北海道・東北ブロック予選で優勝し、念願の全国障害者スポーツ大会への出場を果たしました。
さらに2023年と2024年にもブロック予選で優勝し、2年連続で全国切符を勝ち取るまでに成長しました。