熊本市交通局は、2024年度の熊本市電(路面電車)の利用者が速報値で982万2000人となり、前の年度から2.6%減ったと発表しました。

コロナ禍を除くと、年間の利用者が1000万人を割り込むのは2010年以来です。

市交通局は、2024年6月の大幅な減便や相次ぐ運行トラブルによる客離れが影響したとみていて、利用者の減少に伴い、運賃収入も1556万円減少しました。

利用者の減少を受け、市交通局は「安全運行と運転士の確保に努めたい」としています。