青森県七戸町の中学校で11日、クマ1頭が目撃され、部活動などの屋外活動が中止となる影響が出ました。

クマが目撃されたのは、七戸町鶴児平にある七戸中学校のグラウンドです。

町によりますと、11日午前11時ごろ、近くを車で通りかかった人がグラウンドに体長約1mのクマがいるのを目撃しました。

クマはその後、グラウンドから南側にある通りを挟んだ牧草地の方に走り去ったということです。

町は猟友会などとともに付近を巡回して警戒にあたったほか、教育委員会を通して学校に登下校時の安全確保を指示しました。

中学校では11日、予定されていた屋外での体育の授業や部活動が中止となるなどの影響がでました。

県内でのクマの出没情報は5月末時点で163件寄せられていて、県は出没警報を出して警戒を呼び掛けています。