11日に発生した台風1号は14~16日にかけて進路を東よりに変える見通しです。
大陸に上陸することで勢力を落として16日には熱帯低気圧へと変わる見通しです。
台風として直接九州北部への影響はなさそうです。

熱帯低気圧に変わっても湿った空気が流れ込む可能性がありますので、来週前半の雨の降り方に影響が出るおそれがあります。

台風1号よりも先に台風の東側にある雲の塊が早めに北上して湿った空気を九州北部に運ぶ影響が出る可能性があり、この影響で九州北部ではこの週末、14日ごろ大雨となるおそれがありますので注意が必要です。

【12日福岡】梅雨前線は11日夜にかけて九州南部へ停滞しますが、12日は夜にかけて再び九州北部地方へ北上してくる見込み。このため、12日は午前中を中心に1時間に20ミリの強い雨が見込まれ、ややまとまった降水となる見込み。

【12日長崎】梅雨前線が再び北上し暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定となる見込みで、雷を伴った雨となり、大雨(土砂災害)注意報が発表される可能性があります。
【12日佐賀】12日は、梅雨前線や湿った空気の影響により、雨で雷を伴う所があるでしょう。