「随意契約の備蓄米」について、コンビニ大手のローソンが次の土曜日・14日に青森県内の希望店舗での販売をはじめると発表しました。

こうしたなか、農林水産省が追加放出を決めた2021年産と20年産の備蓄米について、11日に随意契約の受付がはじまり、県内の中小の小売店でも申請が行われています。

県民生協 商品仕入部 高橋 歩さん
「備蓄米。(送信メールを)送信します。結果はメールでお知らせがきます。入荷日も決まっていくので、店頭やホームページで告知して、それから店頭にコメが並びます」

県民生協では、追加放出が決まった備蓄米の申請受付初日に、販売担当者が2021年産の“古古古米”12トンを申し込みました。

県民生協 商品仕入部 高橋 歩さん
「『政府備蓄米を扱うんですか?』という問い合わせが非常に多くて、関心はすごく高いと思います」

店では、県産の銘柄米を中心に5kgあたり3500円~4000円台前半で販売されていますが、備蓄米に関しては本部が5月に申請した12トンがまだ届いていない状況です。

鳴海秀都 記者
「こちらのスーパーでは、まだ備蓄米は販売されていません。売り場には販売に向けて準備をしている案内があります」

買い物客
「味が変わらなければ、別に安いほうがいいのかなと思います」

「安いほうが欲しい。高い米はちょっと…。苦しいから生活が」

5月分の審査は、10日付で通ったため県民生協では精米ができ次第、6月中にも5kg・1800円程度を目安に備蓄米を販売したいということです。

県民生協 商品仕入部 高橋 歩さん
「1日でも早く、組合員などに備蓄米を届けたいと生協でも考えています」

県内での備蓄米の販売は、14日(土)にコンビニのローソンではじまるなど大手企業が先行するなか、スーパーでも徐々に販売に向けた動きが進んでいます。