南シナ海で11日、「台風1号」が発生しました。青森県内も、これから台風や大雨による災害が増える時期になるため、青森河川国道事務所が岩木川水系の水防で重要な地点を点検しました。

一級河川・岩木川の合同巡視は、鶴田町やつがる市車力地区などの重要水防箇所9か所で行われ、警察や消防、それに各自治体の関係者など70人あまりが参加しました。

重要水防箇所は、堤防から水が溢れたり決壊したりする可能性が高く、重点的に点検が必要な場所です。

11日は、河川国道事務所の職員が洪水が発生した時には甚大な被害が予想されるなど説明をしました。

青森河川国道事務所 武田桂輔 技術副所長
「自治体から避難指示や情報が出たときには、ちゅうちょなく避難して自分の命を守る行動をして欲しい」

重要水防箇所の合同巡視は今後、岩木川上流域と馬淵川でも行われます。