今後の進路は?

台風1号はやや発達しながら、14日(土)に中国の華南付近に上陸する予想です。
上陸してからは、海面から水蒸気の補給ができない台風は勢力を落とし、16日(月)には中国の華中付近で熱帯低気圧に戻る見込みです。
このため、今のところ日本への直接的な影響はない予想ですが、日本付近には梅雨前線が停滞しています。
遠く離れていても、台風周辺の暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動を活発化させるおそれがあります。
引き続き今後の動向にも注意が必要です。


RKB毎日放送 気象予報士 横尾槙哉