太平洋戦争で空襲を受けた鹿児島市街地や復興の様子を記録した写真展が、11日から鹿児島市で始まりました。
鹿児島市は終戦の年の1945年3月から8月にかけて合わせて8回の空襲があり、3329人が亡くなりました。
会場のサンエールかごしまには市民から寄贈された写真や遺品などおよそ30点が展示されています。
こちらは終戦から2年後の1947年8月9日に撮影された写真です。
右手前の建物は今の山下小学校、山下国民学校の焼け残った校舎。左奥の建物はザビエル教会で、屋根が焼け落ちたままです。
(鹿児島市・総務課 花木龍雲主事)「実際にこういうことがあったことを認知していただいて、次世代の方々へと継承していくような動きになっていけば」
サンエールかごしまでの展示は今月29日までで、今後、天文館図書館や伊敷支所、市立図書館でも開かれます。