薩摩、大隅地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、11日夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。
薩摩、大隅地方では、大気の状態が不安定となっています。
鹿児島県の雨量計によりますと、11日、これまでに、鹿児島市郡山町で1時間に55ミリ、姶良市で52ミリ、日置市で51ミリの非常に激しい雨が降りました。
今月8日の降り始めからの雨量は、指宿で519.5ミリと平年1か月分の9割近くが降ったほか、肝付町前田で400.5ミリ、鹿屋でも377ミリと平年1か月分の6割以上が4日間で降りました。
12日正午までの24時間に予想される雨の量は、薩摩地方で70ミリ、大隅地方で50ミリです。
現在、大雨警報が、鹿児島市、鹿屋市、枕崎市、垂水市、日置市、曽於市、霧島市、南さつま市、南九州市、姶良市、大崎町に発表されています。
薩摩、大隅地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台は、土砂災害に警戒、落雷、突風に注意するよう呼び掛けています。