青森県内は10日、弘前と平川市碇ケ関で31.2℃を観測するなど、5つの地点で「真夏日」となり、夏本番を感じさせる暑い1日となりました。

全国各地から梅雨の便りが届くなか、10日の県内は太陽が差し込む夏本番を感じさせる暑い1日となりました。

弘前と平川市碇ケ関では31.2℃を観測。最高気温が30℃以上の「真夏日」となったのは23の観測地点のうち5地点となりました。また、8地点が2025年で一番の暑さとなりました。

この暑さで弘前市では、熱中症とその疑いで2人が病院に搬送されました。いずれも命に別状はありません。

市民も2日連続の暑さに対策をとっていました。

弘前市民
「堪えます。帽子と下着、汗を吸うやつを着るようにしています」

環境省のサイトでは、熱中症に注意を促すために「暑さ指数」を公開していて、弘前と五所川原では2025年に県内で初めて25以上の「警戒」の値となりました。これは「運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる」必要がある値です。

気象台によりますと、11日は暑さが和らぎますが、夏本番に向けて熱中症への対策が必要となってきます。