ウクライナ西部の街・リビウには、列車やバスでポーランドとの国境を目指す多くの避難者が集まっています。寒空の下、1日に何度も鳴り響く爆発音や空襲警報におびえながら過ごし、十分な食料さえ確保されていません。そうしたなかで、リビウの地元の人たちは、避難してきた人に対して食料や水を提供するなど手を差し伸べていました。体力的にも精神的にもぎりぎりの状態で、それでも助け合う姿に、ウクライナ市民の心の強さがうかがえました。(2022/03/07 公開記事)

ニューヨーク支局・増尾聡記者、市川正峻カメラマンによる動画リポートです。

★★増尾記者リポート①はこちら↓↓
爆音、サイレン、地下シェルター…ロシアによる軍事侵攻でキエフ市民の日常は突然奪われた

00:00 キエフからリビウへの移動中の車内から到着の様子
00:31 サイレンが鳴り響くリビウの街
01:40 「とても悲しいし、泣いている」中部の街から避難してきた家族
02:38 駅前でピアノを弾く男性
03:57 ポーランド行きのバスに並ぶ人々
04:30 避難する人々に食料などを提供している駅前の広場
05:20 「砲撃がはじまって急がなくてはいけなかった」南部の街から避難してきた家族
06:19 リビウのスーパーマーケット
06:54 フィットネスジムに避難する人々
07:07 避難してきた人々