今回は、若者を中心に人気が広がる「トレーディングカードバトル」を取材。

熊本県内各地で大会も開かれる中、子どもも大人も夢中になるカードバトルの魅力とは一体何なのでしょうか?

熊本市中央区安政町にある「蔦屋書店」は、2023年に対戦スペースを併設したトレカコーナーをオープンしました。ここではカードの売買はもちろん、カードバトルも気軽に楽しめます。

蔦屋書店トレカ事業部 原貴之さん「数年前からトレカのブームがきていて、最近はポケモンカードゲームが再燃している。お客さんに楽しんでもらおうと立ち上げたところです」

特に力を入れているのがカードバトルの大会です。ほぼ毎日開催されていて、その数は月間60回以上!

毎月、700人を超えるプレイヤーが白熱したバトルを繰り広げています。

原さん「(参加者は)始めたばかりの初心者も多くて、週末は子どもや親子で参加する人も増えている。今が一番盛り上がっている」

この日も大会が開かれていました。多くの参加者が熱中していたのはポケモンカードです。

――ポケモンカードの魅力は?
中学生「かっこよくてキラキラしているのが好き」
――始めたきっかけは?
小学生「動画サイトを見て面白そうだったから」
――どんなところが楽しい?
中学生「自分よりうまい相手だとか、デッキにお金をかけている相手を倒したとき」
対戦相手の参加者「ボコボコにされました(笑)」

さらにカードバトルは、年齢や性別を問わず一緒に遊べるのも人気の理由。新たなつながりを作る交流の場にもなっています。

初参加の小学生「いつも友達と一緒にやっていたから、知らない人とバトルができて嬉しい」
20代「コミュニケーションを取って仲良くなれる」
30代「小中学生とも同じレベルでしゃべりながら遊べる。知らない人でも同じ話題をもって楽しめる」

ちなみに、お店の対戦スペースはいつでも無料で利用できます。

原さん「まずはこの場所にきてカードゲームを楽しむところからやってみて、分からない場合はスタッフが教えるのでご来店お待ちしております」