備蓄米、外国産の緊急輸入…続く農家の不安

実は、小泉大臣は2016年、鍋八農産に視察で訪れていました。

(八木輝治社長)「小泉大臣がうちに視察がてら意見交換をしに来た。(当時)農林部長です。農業機械が高い、段ボール資材・肥料が高いことへの意見交換」

さらに、このときは農地の効率利用などについても議論をかわしたと言います。しかし、先日の小泉大臣のこの発言には懸念があるという八木社長。

(小泉進次郎 農水大臣)「(コメの)緊急輸入も含めて、あらゆる選択肢を私は持って向かいたい」

決定ではないにしても、備蓄米が底をついた先に外国米の緊急輸入となると…

(八木輝治社長)「(コメは)ないわけではないのに、(外国米を)入れたら飽和する。高すぎなければある程度の値段で買ってもらえる方向で、政治を回してほしい」

大臣がかわれど生産者の不安はつきません。