遭難した男性:「まずは運がよかったことが一番だと思います。その後、生き延びられたのは装備を持っていたからです」
一方、反省点として「装備不足」があったと振り返ります。
残雪期の登山は初めてで荷物を軽くして速く登ろうと、アイゼンなどを持っていかなかったのです。
遭難した男性:「速く登ることよりも安全に帰ってくることをもっともっと重視すべきだったなってことは反省していますし、その装備があったら、ひょっとしたら滑落しなかったかもしれないなっていう思いは自分の中であります」
県内では去年、1年間で過去最多となる321件の山岳遭難が発生。
遭難した350人のうち、県外の人が297人を占めました。

県外の人に向けて啓発を強めようと、山岳遭難救助隊ではある取り組みをしています。