気象庁は今夜、大隅地方に線状降水帯の発生情報を発表しました。土砂災害に厳重な警戒が必要です。

停滞する梅雨前線の影響で、大隅地方では非常に激しい雨が降り続き、気象庁は午後7時すぎに線状降水帯の発生情報を発表しました。肝付町で1時間に70ミリ、鹿屋市で69ミリの非常に激しい雨を観測しています。

肝付町にある宮下橋近くの県道554号は、60センチほど冠水し、車2台が立往生しました。
男女あわせて3人がボートなどで救助され、けがはないということです。

奄美地方を除く県内ではあす10日明け方にかけて新たな線状降水帯が発生するおそれがあります。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり土砂災害に厳重な警戒が必要です。