7日午後4時、住吉神社氏子会の「イヤーソーライー…」という木やりにのせ、花嫁行列が出発。今年で33回目を迎えた新潟県阿賀町の『つがわ狐の嫁入り行列』の“幻想的”な世界に、3万人を超える観客が魅了されていました。
主役の“花嫁”を務めたのは、公開オーディションで選ばれた埼玉県在住の倉持春香さん(30歳)です。
「阿賀町の豊かな自然の中、たくさんの方の温かい眼差しに見守られながら行列を歩くことを、とても幸せに思っています」
その昔、阿賀町津川にある麒麟山にはキツネが住んでいて、古くから『狐火』に関する伝説が語り継がれてきました。
この嫁入り行列は、かつての婚礼儀式をキツネに扮して再現したもので、道中も花嫁はキツネのポーズを崩しません。