来年3月~4月頃には価格が落ち着くか

(杉浦代表)「ここがヒナの鶏舎で、いま20万羽ほど入っている」

5月末ごろから新たにヒナを仕入れ、ことし中に約20万羽にする予定です。再建にかかる費用はおよそ2億円。その一部は殺処分に伴う損失を補償する国の「手当金」を使います。

そして、7月中旬から卵の出荷は始まり、来年2月から3月ごろには20万羽すべてが卵を産むようになるとみています。

(杉浦代表)
「発生してから大変厳しい長い道のりだった。復旧させてもらえるありがたさ。供給が増えてくれば値段落ち着いてくると思う」

県内で被害が出た13の農場すべてが、再建に向け歩き出しているそうです。

愛知県養鶏協会によると、来年の3月から4月頃には、卵Mサイズ1キロあたりの価格が250円前後に落ち着くのではということです。