◇《増える“産後ケア”の利用者…母親支援の現場》

 助産師の梅本さんは、子育てサロンなど、産後のお母さんたちの悩みに答える活動を10年以上続けてきました。

助産師 梅本智子さん
「ここに来る方は、育児のことを一緒に練習したいという方もいるし、お休みしたい、ゆっくりご飯を食べたいという方もいらっしゃいます」


去年“産後ケア”を始めてから、利用者の数は増えています。5月の利用者は延べ15人。前の年に比べて3倍以上になっているとのことです。

この日は、生後4か月の赤ちゃんを育てる利用者に、離乳食を食べさせるコツを伝えていました。。

助産師 梅本智子さん
「離乳食をあげるスプーンはこんな感じ。浅いやつがいいの…」


大岩舞さん(34)
「すごい平らですね!?」


助産師 梅本智子さん
「(離乳食をスプーンの)3分の1くらいちょっと乗せて、下唇にちょんと乗せてあげて。そうしたら上唇がこうやって閉じてくるから。そうしたらスプーンを引き抜く…赤ちゃん自身で食べてもらわないといけないので」




大岩舞さん(34)
「普段のお昼じゃ考えられないメニューがいっぱい出てくるので、料金も札幌市が助成してくれるから、通常よりも多分大分安いんですよね」