6日の暖かさに誘われるように、青森県八戸市の蕪島ではウミネコの「ひな」が元気に鳴き声を響かせています。

初夏の日差しのもと、親鳥のそばで元気に鳴いているのはウミネコの「ひな」です。

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている八戸市の蕪島は、毎年5月に「ひな」がふ化して、この時期は、こげ茶色の毛に覆われた生まれてから間もない姿を見ることができます。

ウミネコの保護監視員によりますと、2025年の春は気温の低い日が多く、2024年よりも1週間遅い5月14日に最初のヒナが確認されたということですが、いまは順調に育っているということです。

福岡から訪れた人
「すごいですね。(親鳥の)鳴き声が迫力がありました。『ひな』がすごいかわいいですね」

ウミネコの「ひな」は6月下旬から飛ぶ練習をはじめ、7月中旬~8月にかけて北へ飛び立つということです。