■【問題】紫外線の量は年々減少している?
この神話、ウソ?それともホント?街で聞いてみました。
・70代
「ウソ。それはウソだと思う。オゾンホールとか地球温暖化とか地球の環境が変わって来て、紫外線の量が多くなってきているのは聞いたことがある」
・10代
「ウソですね。減少だよ。でも本当じゃない?」
【解答】
・當瀬規嗣教授「これはウソになると思います」

「紫外線の量はむしろ少しずつ増えているのではないか。紫外線が測れるようになったのはここ50、60年ぐらいなので、大気汚染がたくさんあったころで粉塵とか物質がいっぱい漂っていた時代だったので、そういう時って紫外線がそれにぶつかって、地上まで落ちてこないんですよ。それが今、公害とか大気汚染とかの対策が進んできて、空気が澄み切ってきているので、太陽からの紫外線が増えたというワケではなくて、途中でカットされる紫外線の量が減った」
つまり、空気中のちりや大気汚染が減ったことで、地上に届く紫外線量が増加したと考えられているんです!