長野県は、クマの目撃情報が増えている木曽地域に対し「ツキノワグマ出没注意報」を出しました。

期間は6月5日から30日までです。

木曽地域では、5月25日から30日にかけて、上松町で8件、木曽町で3件のあわせて11件の目撃情報がありました。

前の週は4件で、注意報を出す基準となる1.5倍以上の目撃情報になったということです。

夏はクマが食べ物を求めて集落付近に近づく時期で、県では、クマの移動が活発になっているとして、注意を呼びかけています。

長野県内では4月以降、6人がクマに襲われて重軽傷を負っています。

このほか、北信と長野地域の注意報も継続されています。