カメラや照明など映像制作に関する最新機器を集めた東北最大の展示会が仙台で開かれています。
会場では東北各地で制作された映像作品のコンテスト受賞作品を見ることもできます。
青葉区の仙台国際センターで5日から始まった東北映像フェスティバルでは映像制作や放送に欠かせない専門機器を取り扱うメーカーなど40社が出展しています。

各ブースにはカメラや照明、音響などの最新機器が並びます。

玉置佑規キャスター
「こちらのシステムを使うことで、インターネット回線があれば、どこからでもスポーツ中継などの映像を配信することができるということです」

紹介されていたのは、配信する映像をインターネット経由でアクセスできるサーバー「クラウド」上で映像を切り替えたりテロップを挿入したりできるシステムです。

即時にYouTubeなどのネット配信が可能で、省力化や中継コストの削減につながるということです。
パナソニックコネクト 平野靖尚さん
「普通のインターネット回線なので、すぐに設営ができてすぐに映像をあげられて配信ができるという利点がある。よりマイナーなスポーツや地区の子どもたちの大会などもこちらのソリューションを使えば簡単に配信ができる」

また、会場では、東北各地で制作された映像作品のコンテストの表彰式も開かれ、東北放送が製作した「サンマの海にほえろ!83歳、怪獣船頭」が番組部門の優秀賞に選ばれました。

「東北映像フェスティバル」は6日も午後5時まで開かれ、会場ではコンテスト受賞作品を見ることもできます。