角屋食品 角谷直樹 社長
「(2015年に)私が帰ってきたときはもう200種類以上作ってたんですよ。例えば、煮付けとか、団子とかですねハンバーグとか。一方で、うちの工場って比較的小さいので、生産ラインがその商品ごとにあるわけではなくて、一つのラインを組み替えるんですね。なので、商品がたくさんあると、1日に何回もラインを組み替えるということが行われるの目にして、非常に効率がよくないなと思ったのがまずは大きなきっかけでした。」
その結果、商品数を大幅に削減し、主力商品だったアジフライを強化。いわゆる水産加工会社から"アジフライカンパニー"としての道を歩み始めました。
そんなアジフライカンパニーは、いまある大きな問題に直面しています。それが…アジの不漁
アジの水揚げ全国トップクラスを誇る境港。
しかし、過去10年、水揚げ量が減少傾向にあり、去年は1990年以降2番目に少ない水揚げ量となりました。また、今年に入っても少ない水揚げ量で推移しているといいます。