県内の去年の合計特殊出生率は「1.38」で記録が残っている中で過去最低となりました。1年間に生まれた子どもの数も初めて9000人を下回りました。
厚生労働省が4日発表した人口動態統計によりますと、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を示す合計特殊出生率は去年、全国で1.15と過去最低を更新しました。
鹿児島県も1.38で1960年以降記録が残る中で過去最低を更新。全国で9番目の高さですが、おととしより順位を5つ下げました。また全国の去年の出生数は68万6061人で初めて70万人を割り込み、鹿児島でも8939人と初めて9000人を下回りました。
県は「県民の結婚や妊娠・出産、子育ての希望が叶えられるように、様々な取り組みを進めたい」としています。