「短命県返上」の研究のため、青森県弘前市の住民などの健康データを収集するプロジェクトが2025年も始まり、宮下宗一郎知事が視察に訪れました。

5月31日からはじまった「岩木健康増進プロジェクト」は、短命県返上につなげようという弘前大学の取り組みです。

2005年から続けてきた大規模な健康調査で、3000項目以上の健康データを収集します。

特定の分野に強みのある大学などを支援する国の事業にも採択され、高い評価を受けています。

2025年は約1300人が参加し、4日は宮下知事が会場を訪れて測定ブースを回りながら検査の一部や「肌測定」を体験しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「県全体の平均寿命の延伸、あるいは健康寿命の延伸に大いに貢献してくれるというふうに、私はきょう確信しました」

宮下知事は、「短命県返上につなげるプロジェクトである」と期待感を表していました。