青森空港有料道路について青森県は、建設費用などの償還が終わる見通しが立ったことから、2027年の7月中に無料開放すると発表しました。
青森市街と浪岡の1.7kmを結ぶ青森空港有料道路は、約61億円かけて建設され、1987年に開通しました。
県によりますと現在、国から許可を得ている料金の徴収期間は建設から40年が経過する2027年の7月18日まででしたが、建設や維持管理費用の償還が終わる見通しが立ったことから、県は徴収期間を延長せず2027年の7月中に無料開放すると発表しました。
県は、交通量の増加を見据えた右折レーンの設置や料金所の撤去工事をするため、国と調整を重ねて2026年の冬までには工事を終えたいとしています。