アメリカに輸入されるすべての映画に「100%の関税をかける」とSNSに投稿したトランプ大統領。その投稿が浮き彫りにしたのは、映画業界が直面する生成AIとの向き合い方でした。富山の映画監督たちも試行錯誤していて、富山を舞台に数々の映画を制作している監督はAIを製作スタッフとして向き合っていると話します。

世界中を振り回し続けるトランプ関税。その矛先が映画業界にも。

トランプ大統領のSNS
「我が国に輸入されるすべての映画に100%の関税を課す手続きを開始する権限を与える」

5月4日、アメリカのトランプ大統領が自身のSNSで投稿しました。

映画監督 本木克英さん
「危機的な状況に陥れるような誤った政策ではないかと」

こう話すのは富山市出身の映画監督で日本映画監督協会理事長、本木克英さんです。

代表作は西田敏行さんが主演の『釣りバカ日誌』。

2021年公開の井上真央さん主演『大コメ騒動』は当時富山県内でも話題になりました。

2024年には本田望結さん主演の『カーリングの神様』が公開されました。