流通に差原因は”随契”業者の偏り
期待がかかる5キロ2000円程度で販売される備蓄米。
しかし・・・

福岡市の消費者
「福岡は関東とかと比べて出回るのが遅い。日本全国で不公平」

先週末から首都圏や関西などの小売店で始まった随意契約による備蓄米の販売。

しかし、エリアの小売店での販売予定は早くて6月上旬からとなっていて、詳しい日程はまだ発表されていません。
なぜ、地域によって販売時期に差が生まれているのでしょうか?
コメの流通に詳しい専門家は

宇都宮大学 松平尚也 助教
「今回、大手小売りに非常に偏っていて購入できる店舗が関東地方に集中しているんですね。まず人口が集中している関東や関西の店舗から順番に出していている状況かなと思います」
松平助教によると、備蓄米の売り渡しが確定した61社は大手に偏っていて、その店舗が関東に集中しているのだと言います。