「随意契約」による2000円程度の備蓄米は関東などで販売が始まっていますが、福岡・佐賀の店頭にはまだ並んでいません。
なぜ、地域によって販売時期に差がでているのでしょうか?
備蓄米の販売前に”買い控えも”

福岡市内のディスカウントストアです。

売り場には福岡県産米の「夢つくし」のほか海外産のコメなど5種類が5キロ3500円から4300円ほどで並んでいました。

来店客
「1年前くらいの値段に戻ればいいけどちょっと無理なのかなと思っているけど」

来店客
「備蓄米が入るって聞いたけど、どげんかわからんもんね。買ってみたい気はあるけどどうかな」

ミスターマックス 広報課 丸山佳祐さん
「元々当社では店舗が所在しております県のお米を中心に品揃えを行っておりましたが、昨年の米不足問題が問題視されるようになってからは県外のお米、またカリフォルニアや台湾といった輸入米の取り扱いの方も開始しております」
競争入札によって放出された備蓄米が入ったブレンド米は3000円台前半で販売していますが完売していて、2日、店頭にはありませんでした。
6月上旬に税抜き1000円台で備蓄米の販売開始を目指しているミスターマックス。
備蓄米の販売が最近のコメの売れ行きに影響しているといいます。
ミスターマックス 広報課 丸山佳祐さん
「販売数量につきましては少し落ち着いているような傾向も見られますので、お客様からは備蓄米の販売に対して、大きく期待をいただいているという風に考えております」