大分県日田市の高校で、看護師を目指す3年生50人にナースキャップが授けられ、医療の道へ新たな一歩を踏み出しました。

日田市の昭和学園では5年間かけて看護師資格の取得を目指す生徒に3日、ナースキャップを授ける戴帽式が行われました。

56回目となる式では保護者らが見守る中、看護学科3年生の生徒50人一人ひとりに真新しいナースキャップが授けられました。

このあとキャンドルの灯りに包まれる中、全員で看護師としての心構えを説いたナイチンゲール誓詞を力強く読み上げ気持ちを新たにしていました。

(生徒)「優しくて頼られて素敵な看護師になりたいです」「一人では大変なこともたくさんあると思うので、22期生の全員でみんなで支えあって頑張っていきたいと思います」

戴帽式を終えた50人は7月末から8月中旬まで県内外で2週間の病院実習に臨み、患者の援助に取り組むことになっています。