陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」が千葉県の木更津駐屯地で報道機関向けに公開されました。
オスプレイが来月、佐賀空港に配備されることに反対する声もある中指揮官は「佐賀に愛される存在を目指す」と抱負を述べました。
「オスプレイ」来月佐賀県に配備

陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」は現在、17機が千葉県の木更津駐屯地に暫定的に配備されています。

これらの機体は来月9日、佐賀空港西側に開設される駐屯地に順次配備される予定です。

佐賀への配備によって南西諸島の防衛を念頭に長崎県佐世保市の相浦駐屯地に配置されている水陸機動団を輸送する役割を担います。

陸上自衛隊輸送航空隊長 青山佳史1等陸佐
「佐賀駐屯地に移駐することによって距離的に近い相浦駐屯地と連携が促進される、水陸両用の作戦を担う形になりますので水機団(水陸機動連隊)のほかにも佐世保にある海自や航空自衛隊との連携もより図られるのではないかなと思います」