選択的夫婦別姓をめぐり、国民民主党の玉木代表は、制度の導入を目指す立場で共通している立憲民主党との協議について「立憲と協力しても法案は通らない」として、否定的な考えを示しました。

選択的夫婦別姓をめぐっては、制度の導入を目指して、立憲と国民民主がそれぞれ法案を提出しています。

両党の法案の間には子どもの姓の決め方に違いがありますが、立憲民主党の辻元代表代行は2日、考え方に大きな違いがないことを強調したうえで、「お互いどう歩み寄れるのか協議していけたらいい」との考えを示していました。

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「立憲とうちが仮に協力したりしても法案は通らないんですよ。幅広い合意を形成するためにどういうアプローチがいいのか、そういう意味で私たちは取り組んでいるので、何か野党でまとまってということは考えておりません」

立憲側の主張に国民民主党の玉木代表は3日、「立憲と国民民主が協力しても法案は通らない」として、立憲との協議入りについて否定し、与党を含めた幅広い合意を目指すべきだと主張しました。