天気にも恵まれた3日は様々なイベントが開かれ、山陰各地がにぎわいました。
「神在月」の出雲大社ではメインの神迎神事が行われるとあって、コロナ禍以降、一番のにぎわいとなった所もありました。
木谷茂樹 記者
「出雲大社では、神様よりも一足早く全国から多くの観光客が訪れています」

「神在月」の出雲大社(島根県出雲市)。
旧暦の10月は、全国の神々が出雲大社に集まります。
夜、稲佐の浜で行われる「神迎神事」を前に、多くの観光客が詰め掛けました。
兵庫から
「コロナで来られてなくて、久々に来られて良かったです。出雲そばを食べます」
広島から
「すごい空気が良かったです。神々しくてリフレッシュになりました」
高校生
「願い事は縁結びです、もちろん」

土産物店には神在月限定の商品を買い求める客。
そして出雲そばの人気店には、行列もできていました。
午後になると、出雲大社の専用駐車場は満車状態。
観光客はさらに増え、境内にも多くの参拝客が訪れました。
このにぎわいを後押ししているのが「全国旅行支援」です。
勾玉のアクセサリーを扱う専門店では、キャンペーン利用でもらえる「しまねっこクーポン」を使っての支払いが急増していると言います。

めのや出雲大社店 原俊輔さん
「キャンペーンの利用頻度は高いです。昨日は修学旅行生とか、すごくありがたいです。しまねっこクーポンは半分以上の客が使われていて、何十枚も使われる人もいます。コロナ禍になってからは一番多いにぎわいだと思います」
出雲大社の「神在月」は、全国から神様だけでなく、大勢の観光客も迎えます。














