けさ(6月3日)、JRで倒木や落石による列車の遅れや運転見合わせが発生しました。JR伯備線では現在も運転見合わせとなっています。

JR西日本によりますと、午前6時半前、JR伯備線の方谷~井倉間で列車が倒木と接触しました。けが人はいませんでしたが、現場では係員が倒木の撤去作業をしていて、現在、JR伯備線の備中高梁~新見間で運転を見合わせているということです。

一方、午前7時10分ごろ、JR山陽本線の和気~熊山間で落石を知らせる警報が表示されたため、JR山陽本線の吉永~瀬戸間で一時運転を見合わせていました。

先ほど運転は再開しましたが、JR山陽本線は現在も大幅な遅れや運転取り止めが出ているということです。

この影響で、JRの利用者は…

(専門学校生)
「それは困りますよ。だいぶ待たされたので。駅でずっと待って何もすることがなかったので」

(会社員)
「先方に打ち合わせの時間を遅らせてもらって、遅れてでも行くしかない」

倒木のあったJR伯備線は、未だ運転再開の目処が立っていないということです。

また、JR山陽本線の運転見合わせにより、県内の公立高校2校が臨時休校となっています。