ビオトープを活用することで、工業排水を適切に処理し生態系を守っているとして、備前市と瀬戸内市の企業が環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

このうち備前市内で認定されたのは、岡山大鵬薬品です。

備前市役所で、中国四国地方環境事務所から石﨑取締役に認定証が授与されました。

「自然共生サイト」は、環境省が健全な生態系の回復を目的に、定めたものです。岡山大鵬薬品ではビンを洗浄するため1日約100トンの水を使用していますが、この水を使って、2011年にビオトープを設置しました。

今回の認定は、工場から排出される水を活用し、生物多様性の保全に寄与している点などが高く評価されました。

(岡山大鵬薬品 石﨑陽介さん)
「今までやってきた取り組みというのがこういう形で認められたというのがうれしいですし、(今後は)我々ができる知恵を使って、環境を良くしていく、そういう形で一つ一つやっていきたいと思います」

岡山大鵬薬品では、今後も、地域と連携し、生物多様性の増進に努めたいとしています。

また、瀬戸内市にある、岡山村田製作所のビオトープも、絶滅危惧種の「スイゲンゼニタナゴ」の保全活動が認められ、「自然共生サイト」に認定されました。